協働ロボットを使用した非接触三次元測定機
アリコナ社が提供している非接触三次元測定機には、センサーR25のようなセンサー部のみの取り扱い製品もあるため、様々なシーンにて使用することが可能です。
その中でも、革新的なタイプの使用方法が協働ロボット式非接触三次元測定機COBOTです。
測定機の原理はアリコナ製品で採用されている「焦点移動法」を使用しており、測定に関してはスピード、精度、ワーキングディスタンス※で非接触三次元測定機としては最高の性能を有しております。「焦点移動法」は測定原理として振動に強いため、協働型ロボットを使用しての測定を可能としております。
※サンプルとレンズとの距離
協働ロボット式非接触三次元測定機の用途
協働型ロボットを使用した非接触三次元測定機の用途としては、インライン検査だけではなく、通常の三次元測定機では測定することが困難なほど大きな測定対象が挙げられます。
例えば、フライスカッターのチップを装着した状態での測定、タービンディスクや電気丸鋸の刃などの測定も挙げられます。
また、オートメーションマネージャーを標準搭載しており、自動測定を可能としております。
様々なカスタマイズにも対応
基本仕様としては、センサーR25とロボットアーム、制御用PCとスマートフォン等がございます。マニュアルでの設定では、スマートフォンでの測定箇所の確認や調整も可能です。
丸鋸の自動測定用ソフトウェア「オートメーションマネージャー」での自動測定の動画をご覧ください。
航空宇宙関係では、タービンを測定することも可能になりました。CAD/CAMを利用して、測定したい個所を事前に入力し、自動測定が可能となっております。
エッジインスペクション(インサートエッジバリ検出)
ブルカー・アリコナ社から革新的な、インサートの自動エッジ・バリ検出装置(Automated edge + burr detection)が出ました。
トレイにある全てのインサートをキャプチャーし、位置と向きを識別し、測定のベクトルを自動換算します。
バリがある場合は、左図のように緑色の枠で囲われてバリがあることを示します。
バリが無い場合は、右図のように何も検出されません。
そのためオペレーターは、パレットを装置の上に置いて、ボタンを押すだけで、バリの位置が検出可能です。
その後、COBOTのセンサーR25がエッジまで動き、エッジの取り込み解析を行うことも可能になっています。
測定結果も自動で算出し、レポート化をすることが可能です。
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※COBOTはアリコナSLと同じセンサーのため、SLのカタログをご覧下さい。
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