アリコナ社製非接触三次元測定機による医療・歯科の測定事例
デンタルインプラント用ボーンスクリュー

歯科において重要な製品、デンタルインプラント用ボーンスクリューの測定事例です。
測定に使用した非接触三次元測定機はアリコナG5です。
μCMMや最新機種のアリコナG5 plus、コンパクトなアリコナSLでも可能です。
ボーンスクリューは回転物ですので、回転ユニットを使用して測定する必要があります。
ねじは切り立った部分があるため、インフィニートフォーカスでないと測定はできません。
測定可能な項目
このデータでの測定可能な項目は、断面形状解析、ねじ山ピッチの解析、3DCADデータと比較をする差分解析が可能です。
ロッキングプレート(骨折用整形外科インプラント)


ロッキングプレートの測定事例です。
測定に使用した機器はμCMMです。
最新機種のアリコナG5 plus、大きな物はXLシリーズでも可能です。
ロッキングプレートは複雑形状をしているため、他の測定機では測定に時間がかかるなど難易度が高いです。
そして、ネジで骨に止めるためにネジ穴が開いているので、そこの形状を測定する必要があります。
測定可能な項目
形状測定、表面粗さ測定、差分解析、幾何公差解析が可能です。
錠剤

錠剤の測定事例です。
測定に使用した機器はアリコナG5です。
最新機種のアリコナG5 plus、コンパクトなアリコナSLでも可能です。
錠剤は胃に溶けやすい形状であったり、腸まで届くために逆に溶けにくい形状である必要があります。
その形状は複雑で、海外での採用事例が多いです。
測定可能な項目
形状測定、表面粗さ測定、差分解析が可能です。
注射針

注射針の測定事例です。
測定に使用した非接触三次元測定機はアリコナG5です。
μCMMや最新機種のアリコナG5 plus、コンパクトなアリコナSLでも可能です。
注射針は針先のみ測定する場合は必要ありませんが、回転ユニットを使用して測定するのも、保持しやすさからお勧めです。
針先は特殊な形状をしているので、アリコナがお勧めになります。
測定可能な項目
このデータでの測定可能な項目は、断面形状解析、粗さ解析、円筒形状の3Dデータ解析、3DCADデータと比較をする差分解析が可能です。
義歯(入れ歯)

義歯(入れ歯)の測定事例です。
測定に使用した機器はアリコナG5です。
最新機種のアリコナG5 plus、大きさによってはコンパクトなアリコナSLでも可能です。
義歯は複雑形状のオンパレードで、他の測定原理の非接触三次元測定機では測定することができません。
ある意味、アリコナオリジナルの測定となります。
測定可能な項目
形状測定が可能です。
骨

骨の測定事例です。
測定に使用した機器はアリコナG5です。
最新機種のアリコナG5 plus、大きさによってはコンパクトなアリコナSLでも可能です。
骨も普通の非接触三次元測定機では測定しにくい対象の一つです。
あまり測定例はありませんが、こちらもアリコナオリジナルの測定と言えます。
測定可能な項目
形状測定やフルカラーでの測定が可能です。