ボール/ローラーガイドの特徴
アガトン社のボール/ローラーガイドは様々な特徴があります。
ここでは特にアガトン社ガイドが選ばれる4つの特徴についてご紹介します。
1. 適正プリロードによるガイドの長寿命化
2. 精度や寿命に大きくかかわるスーパーフィニッシュ加工
3. 衝撃を緩和する導入部形状
4. 脱落を限りなくゼロにするかしめ形状
長寿命
適正で安定した予圧(プリロード)を確保することこそ“初期精度の維持=長寿命”に最も大切です。
この“初期精度の維持”を実現するには、各構成部品の形状精度を高めることが重要となります。
リテーナの摩耗が一番著しいのは、下死点から上死点へ、またはその逆へ反転するときに生じるスリップです。
アガトン社では適正な予圧でこの摩耗を最小限に抑えます。
アガトン社のガイドポスト、ガイドブッシュは、ISO3級、4級で仕上げております。
超仕上げ加工:スーパーフィニッシュ
アガトン社のガイドポストの仕上げ加工は、全てスーパーフィニッシュを施し、Ra:0.05μmを実現しました。
アガトン社では、ローラーやボールガイドはガイドポスト上を摺動するので、ガイドポスト外径の面粗度の高さは、リテーナの寿命に多くの影響を与えると考えております。
ガイドブッシュの内径も同様の理由から面粗度を高めております。
これによってガイドの長寿命化を実現しました。
ガイド抜き差し時にショックを軽減するガイドブッシュとガイドポストの導入部形状
ボールまたはローラーが出入りするガイドポストとブッシュの導入部に、豊富な経験から得られた独自のR・テーパ加工を施すことにより、衝撃を緩和し、リテーナの長寿命化に貢献します。
高速摺動でも欠落しないかしめ
どんなに各構成部品の精度や、剛性が高くても、その負荷をリテーナが受け止めないと、ボールが飛び出し、思わぬ事故に結びつくことがあります。
特に高速プレスでは、その可能性が高くなります。
アガトン社では、ボールリテーナにおけるボールの飛び出しを限りなくゼロにする独自のかしめ技術を開発しました。
この記事の内容はカタログ「アガトン プレス・プラスチック金型標準部品」にも記載してあります。
カタログは以下のバナーよりダウンロードいただけます。
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