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ハイパークール」は超硬の加工に最適化された研削液です。通常の研削液では超硬のバインダー(結合剤)となるコバルトを溶出させ材質を劣化させてしまう問題点があります。

特徴①コバルトの溶出を防ぐ

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超硬の研削によりバインダー(結合剤)であるコバルトが溶出すると、表面に劣化が生じます。ハイパークールはコバルトの溶出を防ぐため超硬材が劣化せず、パンチ・ボタンダイなどの超硬金型部品のチッピングの発生を抑えることができます。その結果、ランニングコストの削減及び製品精度の安定性が望めます。また長い研削液寿命が望めます。

特徴②耐腐敗性

防腐・防カビ剤を配合している為、バクテリアによる腐敗を抑制できます。作業環境の改善・液の長寿命化を可能にするだけでなく人体への悪影響も伴わない為、安心してご使用頂けます。

腐敗液を使った耐腐敗性テスト

【種菌液】弊社保管の超硬用クーラント腐敗液
<細菌>1×107(cfu/ml)<カビ>2×103(cfu/ml)
【試験方法】
種菌液を4日毎に1%接種し、3日間静置(30℃)した試験液の生菌数を測定。
以降、同操作を繰り返し、効力を確認する。
試験結果(生菌数:cfu/ml)

試験液

種菌液接種

4cycle

5cycle

6cycle

一般生菌数

真菌数

一般生菌数

真菌数

一般生菌数

真菌数

50倍希釈

<102

<102

<102

<102

<102

<102

種菌液接種×6cycle後の状態

 

細菌

カビ

50倍希釈

細菌シャーレ カビ検査シャーレ

特徴③防錆性

防錆成分を強化致しました。機械・ワークへの錆を抑制し、べた付きが少なく、抜群の潤滑性と冷却効果で優れた加工性を発揮致します。

特徴④加工性の向上

PHをより中性値に近付ける事が可能になりました。アルミや銅などの非鉄金属の他、セラミックや鋳鉄の加工にも適しています。

特徴⑤高濃縮率、コストダウン

一般的な研削液の希釈倍率は20~30倍前後ですが、ハイパークールの有効希釈倍率は30~50倍
となり、交換サイクルが長くなることで運用コストが下がります。

  希釈倍率 希釈液量
一般的な研削液 20倍~30倍 400ℓ~600ℓ
ハイパークール 30倍~50倍 600ℓ~1000ℓ

塩素フリー

亜硝酸塩・シアン化合物・N-ニトロソアミン等有毒性・刺激性を有する物質を含んでおりません。

仕様

外観 淡黄色透明(原液)無色透明(50倍希釈液)
液性 アニオン型
比重15℃ 1.04(原液)
PH 11.2(原液)8.530倍希釈)
粘度15℃ 4.0cp(原液)
表面張力 54dyne/cm(50倍希釈)
摩擦係数 0.13(50倍希釈)
サイズ 20L缶/200Lドラム缶
消泡性(10気圧で30分) 泡の高さ:80mm、消泡時間:4分(50倍希釈液40L)
コバルト流出試験 コバルト濃度1.3ppm(50倍液に超硬粉を10%添加し7日間静置)
非鉄金属への影響 アルミ○/銅○/真ちゅう○/リン青銅○
セラミックへの影響 アルミナ○/窒化珪素○/炭化珪素○
樹脂への影響 アクリル○/ウレタン○/アルキッド△